日本財団 図書館


 

(8) 関連計画
・本オートビレッジを計画するにあたり、考慮すべき関連計画としては、次のようなものがある。

 

(ア) 押水町国土利用構想(平成5年12月、押水町)
・本計画の基本理念は、押水町の行政テーマである、
「豊かな人間性に満ちた田園の町」
「快適な環境の充実で、安らぎのある長寿の町」
「自然と調和する産業の町」
を基調としながら、あくまで地元に住む住民が本町に住み続けたくなるような町づくりを基本理念として取り組むものとし、基本テーマを
『やすらぎが感じられる心のふるさとづくり』としている。
・また、土地利用の基本方針を
○快適でうるおいのある住空間の創出
○経済基盤づくりを目指した工業団地の造成と工業誘致
○物流ネットワークの核としてのターミナル構想
○観光地の整備促進とネットワーク化
としている。
・こうした基本方針を踏まえ、産業活性化ゾーン、流通業務ゾーン、新しい顔づくりゾーン(新規住宅地ゾーン)、既存住宅活性化ゾーン、ふれあい農業ゾーン、アウトドアスポーツゾーン、公共福祉ゾーン、健康保養ゾーン、海浜保養ゾーン、森林保養ゾーンの10のゾーンを指定し、土地利用策を示している。
・この海浜保養ゾーンは、本オートビレッジ計画の中核的施設群計画地周辺を含んでおり、その土地利用計画について次のような内容が示されている。

 

 

[海洋保養ゾーン]
海岸線の一帯については、海浜保養ゾーンとして位置づけ、なぎさドライブウェーや海浜環境整備計画予定地を中心とした海浜保養地として整備充実を図る。また、海岸線沿いに分布する施設を相互に連絡するネットワーク道路の整備によって利便性の向上と施設の魅力アップを図る。

 

 

・この記述は、オートキャンプ場の整備を直接示したものではないが、海浜保養地といった意味合は、オートキャンプ場を十分に含んでおり、よって本計画との関連性が高いものと考えられる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION